オタ系アラサー女のあれこれ日記

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初めて大腸カメラ検査を受けたら、検査よりも準備の方が大変だった話

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先月胃カメラ検査を受けたのですが、引き続いて今月は初めての大腸カメラ検査(大腸内視鏡検査)に挑戦しましたので、胃カメラ検査との違いや大変だったことなどの体験をお伝えしたいと思います。

akanees.hatenablog.com


※汚い話やなまなましい話はしていないつもりですが、大腸やトイレのお話が出てきますので、嫌な方はスルーしてください。
 
akaneesは子どもの頃からお腹の動きが不安定で、痛くなるようなことが多かったです。最近では便秘と下痢を繰り返すこともよくあって。先月の胃カメラ検査のとき、ピロリ菌の有無の検査もしてくださっていたので、今月に入ってその結果を聞きに病院に行きました。そのとき先生に相談して、後日大腸カメラの検査も受けることになったんです。

検査を受ける側として、大腸カメラ検査が胃カメラの検査と最も異なると感じた点は、事前の準備が大変だということ。
正確な検査をするためには、大腸を空っぽにしないといけないですからね。

ふつうは検査の前日から準備を始めるのですが、私は便秘することが多いので、3日前からゆるめの便秘薬を朝一袋飲まないといけなかったです。
そして検査の前日。海草類、きのこ類、豆類、野菜など消化に悪い食べ物は控えるように言われました。たとえば、おにぎりのお米は食べて大丈夫だけど、巻いている海苔は食べない方がいい、という風な感じです。少し大変ですが、一日だけのことなので、我慢我慢。
18時以降から検査までは絶食なので、それまでにご飯を済ませないといけないです。水やお茶などの水分はいつでもとってOKですが、検査は翌日の10時からの予定でしたので、うーん、長い。
間で処方された胃腸薬を何度か飲みつつ、夜、強めの下剤を飲みました。
そして、検査当日の朝に飲むための、別の下剤の用意をしないといけません。この下剤は、特殊な容器に粉薬だけが入ったもの。ここに2リットルの水を入れてよく混ぜたら完成。冷やした方が飲みやすいという、看護師さんからのアドバイスに従い冷蔵庫に入れました。2リットル分の下剤ですが、1リットルで効果があれば、それ以上飲まなくても良いということでした。このとき、1リットルの量を見てこれぐらいなら大丈夫そうだと、甘く見ておりました。まさかあんなにつらいとは…。
その後なんやかんや過ごし、就寝しました。

しかし深夜、下剤の効果でお腹がぐるぐる痛くて、何度もトイレ通いしなければならなかったです。寝た…と思ったら、またお腹がぐるぐるすることの繰り返し。

結局あまり眠れずへとへとのまま、朝の6時からは、昨日用意した下剤第ニ段がはじまります。実は最もつらいのがここからの時間でした。
10〜15分かけてコップ1杯分の下剤を飲むことを、5〜6回繰り返し計1リットル分を飲みます。コップ1杯に10分もかけるの?余裕だろうという気持ちではじめましたが、この下剤のなんともいえないまずさに、閉口しました。耐えられないほどまずいわけじゃないのですが、塩味の水に人工物を混ぜたような、飲みたび胃がむかっとくる味。
一口下剤を飲むたびに、お茶を飲んで味をごまかして、なんとか飲み続けました。
そのうち、10〜15分のノルマに追いつかなくなってきて、コップの液体をまだほとんど飲めていないのに、え!もう15分たったの?って感じで、一口分のどを通すこともやっとの状態。
この味が喉につまったようにむかむかとして気持ち悪く、さらに体力を消耗しました。横になりながら、そばに下剤とお茶を用意し、ひたすら飲むことに耐えました。
幸いなことに、1リットル飲んだ頃から下剤の効果が出て、トイレに通うようになったので、それ以上飲む必要はなくなりました。さらに飲むのはあまりにも苦痛だったので、一安心。処方された、お腹の張りを抑える薬も飲み、その頃から、胃のむかむかもおさまってきて、楽になりました。しかし、あの下剤の味を思い出すだけで、今でも喉の辺りがむかっときます…。

検査の準備がこんなに大変だとは、予想していませんでした。胃カメラ検査の準備は、前日夜からの絶食だけでしたから、大きな違いですね。

トイレ通いを続けていると、検査の時間が近づき、ふらふらになりながらも、病院に向かいました。準備がしんどかったので、もう早く終わってほしいという気持ちでした。
受付を終え用意された検査着に着替えて待機。このときが一番緊張しますね。同じく待機している他の方も不安そうで、声を掛け合って少し緊張が和らぎました。
そしていよいよ検査の順番が。
前回の胃カメラ検査では、検査中も意識が割とあったのですが、今回は疲れのせいか、安定剤を打ってもらって、少しお医者さんと話をしたあと、ふと気づいたら検査が終わっていました。知らない内に寝ていたんですね。この点はよかったです。
胃カメラ、大腸カメラ検査をするなら、安定剤を打ってくれる病院がおすすめです。

そして検査結果の説明では、心配な点は見つからず、安心しました。
初めての大腸カメラ検査、下剤を飲んでいる最中にはつらくて、大変だとも思いましたが、検査自体はあっという間に終わって、不安がなくなったので、受けてほんとうによかったと思っています。

※検査の準備や薬の飲み方は、病院によってやり方が異なる場合がありますので、必ず検査を受ける病院の指示に従ってください。
また、私の体験ではこうでしたが、下剤の効き具合や味の感じ方は人によって違うと思います。もっと大変な人も、もっと楽にできる人もいるかもしれません。

2019年9月30日
akanees