オタ系アラサー女のあれこれ日記

コスメ、美容、Kindle、テレビ・映画、本、美術など好きなものについていろいろ書き連ねます。

3年間で読書量が10倍に。今さらながら、Kindle Paperwhiteの魅力をあますことなく紹介するよ

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もともと、akaneesはあまり本を読まない人間でした。

読書が嫌いではなかったのですが、仕事で忙しかった日には本に手を伸ばす気力がなくなるというレベルでした。ところが3年前にあるアイテムを使うようになってから、読書量が圧倒的に増えましたよ。


それは…Kindle Paperwhiteです!

 

akaneesはKindle Paperwhite(第7世代、現在販売されているのは第10世代)を2016年のプライムデーに購入しました。
以来、akaneesの一生涯で購入してよかったアイテムTOP10入りするぐらい気に入り、愛用しています。

今回は、このKindle Paperwhite(以下Kindleと略)の魅力をあますことなくご紹介します。長所だけではなく、初めて使われる方が気になるであろう点もお伝えしますよ。

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Kindle Paperwhiteの魅力

スマホの感覚で読書ができる


Kindleは軽くて小さいため、持ち運びが気楽にできる。読書しようと思ったときにさっと取り出せる。
これ重要です。
電車の中や急にできた待ち時間など、読みたい本を持っていないと読めないですよね。だからといって、読む時間があるのかわからないのに、本(重たい本ならなおさら)を常に持ち歩くのも苦痛。
本をもっていないと、読書にあてられるはずの時間を、ついスマホをいじって過ごしてしまいませんか?
スマホでもKindleアプリをインストールすれば、本を読めます。でもコンテンツが多いスマホでは、ついSNSを見たりネットサーフィンしてしまいがちです。
KindleならEメールもプッシュ通知もなし。ほぼ本を読む機能しかないから、誘惑が少ないんです。

Kindleは、かばんに入る本棚のようなもの。数百冊分、数千冊のデータが入るので、本棚から読みたい本を取り出すように、気分に合わせていつでも好きな本を読むことができるのです。

akaneesも以前は、ちょっとした空き時間や夜寝る前の布団の中でも、ついついスマホをいじってしまっていたのですが、今ではKindleを使って読書するようになりました。
少しのことに思えますが、この小さな時間の積み重ねが、大きな読書量を生みます。


②新しい本と出会える


Kindleを手にしてから、新しいジャンルの本や知り得なかった本にもたくさん出会えました。
というのは、Kindleでは毎日セールが行われていて、とてもお得に購入できるのです。
10%~15%ポイント還元というなら、書店でも行われていることがありますが、Kindleなら70%や50%以上オフ(あるいはポイント還元)ということも珍しくありません。

日替わり&月替わりセールの他、時期によって様々なジャンルの本のセールが開かれています。マンガやパソコンIT関連含む専門書、歴史書、雑学本、SF・ファンタジー、ミステリーなどのジャンルでのセール、講談社幻冬舎など出版社ごとの大規模セールも頻繁に行われています。

このように多種多様な本のセールをチェックするため、結果として、これまで読まなかったジャンルの本にも手を伸ばすようになりました。
今ではどのようなセールが行われているかチェックすることが楽しみになっています。

セールだけで十分お得ですが、なんと青空文庫から無料で著名な文学作品を入手できますよ。この無料の本だけで読み切れないほど膨大な数があるので、お金のことを気にせず読み放題です。
今度の記事で詳しくご紹介しますが、Kindleならハイライトをつけたりメモを残すこともできますよ。

最大のポイントは、「読みたい気持ち」が冷める前にすぐに購入し、その場で読めるということですね。
Kindleなら本屋まで足を運ばなくても、自宅に届くのを待たなくても、読みたいと思ったそのときに読み始めることができるのです。
これって読書のモチベーションに非常に大きな差を生みます。読みたいと思っている時が、一番その本の知識を吸収しやすい時だと思いますから、思う存分読書に熱中しましょう。


現代社会で、目に優しい情報媒体は貴重な存在

 

現代社会では仕事でも日常生活でも、スマホ、パソコン、タブレット、テレビなどの機器が欠かせないものとなっていますよね。これらを見ない日はないという方も多いのではないでしょうか。しかも1時間2時間では済まず、1日6時間以上これらに触れているという状態も、現代では一般的な部類に入るかと思います。
そのため、私を含め目の健康状態に不安を抱える方も多いかと思います。
そんな中、Kindleのシリーズは、本物の紙のような読み心地のE Inkという特殊な電子インクで表示しているので、とても目に優しいんです。
2013年の記事で、現在販売されている端末とは異なりますが、他の液晶タブレット端末と比較してKindle Paperwhiteブルーライトがかなり少ないという実験結果が出ていますよ。

style.nikkei.com

(ここでは、楽天koboよりもKindle Paperwhiteの方がブルーライト量が少ないとの報告もされています。)

 akaneesは普段からパソコン作業が多く、ドライアイに悩んでいました。でもスマホやパソコン画面をしばらく見た後にKindleの画面を見ると、目の緊張が和らぐ感覚があります。
目の疲れ方については個人差があるかもしれませんが、たしかに、スマホタブレットを使って読書するよりも、Kindleの方がずっと、目の疲れが楽だと実感しています。
Kindleなら文字を読むのにも目が楽だから、読書に集中できるし継続できるんです

さらに、Kindle Paperwhiteなら無印Kindleと違って、ライトがついているので、電気を消した後の暗い中でも読むことができますよ。(これはあまり目によくないかもしれませんが)
このライト、スマホやパソコンのように見る人の目に向けて発光しているのではなく、画面に向けて照らすように光っているのです。
この明るさも調整可能ですので、昼間はライトを0に、夜消灯してからは少し明るめになど、見やすいように調整できますよ。

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明るさの設定画面。0~24までかなり細かく調整できる

フォントも「明朝」「ゴシック」「筑紫明朝」から選択可能で、太字やサイズ、行間、余白の大きさ、方向も変更できますよ。

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左:「フォント」の設定画面 右:「ページ」の設定画面

私の場合は、目にできるだけ優しいスタイルを選択したくていろいろ試しました。これが意外と難しい。文字を大きくした方が見やすいことはもちろんですが、大きくしすぎると今度は、何度もページ送りしないとならなくなり、効率が悪くなります。行間や余白についてもしかり。そのあたりのバランスを考えて、結果として、私が使用しているスタイルは次の通りです。参考までに。

フォント:ゴシック
太字:4
サイズ:12
行間:中
余白:右

 

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左:文字のサイズを最大化 右:文字のサイズを最小化

さらに、第7世代ではできないのですが、第10世代Kindle Paperwhiteでは、白黒の反転ができるようになっています。これだとさらに目の疲れ軽減が期待できますよ。

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左:第7世代Kindle Paperwhite  右:第10世代Kindle Paperwhite

(ただし私は第7世代の方が文字がくっきり見えるような気がしているので、第7世代の方を愛用しています。これについてはまた、詳細を記事にしたいと思っています。)

→記事にしました

akanees.hatenablog.com

 

日常的にスマホやパソコンを使っている方、目の疲れにお悩みの方、目に優しい情報媒体は現代では貴重ですよ。

目に優しいことを追求した読書のための専用端末Kindle Paperwhite、読書に没頭したい&もっと楽しみたい方におすすめします。


ここまで、Kindleの良いところをご紹介してきましたが、使い始めた当初は気になることもありました。

 

Kindle Paperwhiteの改善点


①動きがもっさりしている

当初は、スマホの操作でサクサク画面が動くことに慣れていたので、Kindleの動きが鈍く感じられました。

・ページをめくる時に一瞬画面が反転する。(設定により、数ページごと反転に変更可能)
・本文にハイライトを付けたり、辞書機能を使って言葉の意味を調べるために、本文をなぞって該当の文章や言葉を選択する時に、動きがもたついてうまく選択できないことが多々ある。
(この、なぞるときのもたつきについては、アップデートで大分改善されました)

akanees.hatenablog.com

個人差があるでしょうが、私は次第に慣れて気にならなくなりました。機能としては便利ですし、目に優しいことには変えられません。

②カラー表示できない&雑誌など大きなサイズの書籍は読みにくいかも

Kindleの画面は白黒で表示するため、写真集・画集といったカラーで見ないといけないものには向いていないです。

また、雑誌など大きなサイズの書籍については、Kindleの小さな画面では読みにくい「固定レイアウト」型のものが多くなっています。これを、iPadなど画面の大きな端末を用いて読む分には良いかと思いますが、Kindleで読もうとすると、1ページを4分割して、各部分を拡大して見ていくことになります。これがスクロールの区切りが決まっているので、非常に読みにくいのです。


改善点はあるものの、携帯をすぐいじってしまう私の習慣を変えて、読書量を増やしてくれたので、購入して良かったと思っています。

私自身もそうだったのですが、電子書籍に抵抗があるからと敬遠されている方にも、ぜひ一度試していただきたいです。

 

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 ※現在amazonでは、写真にある第7世代Kindle Paperwhiteは扱っておらず、リンクは第10世代のものになります。

 

今後も、Kindleの便利な機能や具体的な使用方法をおいおい紹介していきますね。

 

2019年8月27日
akanees